今年も押し迫ってきましたね。
今年の漢字は「新」という文字が選ばれましたが、
来年はさらに新しい流れが
いろいろなところでスタートする予感でいっぱいです。
「スタート」という言葉を耳にすると
思い出す映画のある場面があります。
それは「オーバー・ザ・トップ」という昔の映画で、
シルベスター・スタローンが主演のアーム・レスリングの話です。
主演の彼は毛むくじゃらで粗野なトラック野郎を演じています。
そんな彼には離婚した奥さんとの間に息子がいます。
別れた奥さんはお嬢様でしたから、彼女に引き取られていった息子も
お坊ちゃまとして育っています。
そんな息子の小学校の卒業式に父親として彼は
トラックを運転して上機嫌で出かけるのですが
息子からまったくは受け入れてもらえず
「お前の事なんか、大嫌いだ!」とみんなの前で
面と向かって言われてしまいます。
そのときのスタローンの間合いの取った演技が見事でした。
「大嫌いだ」といわれた彼は
一拍置いて、怒っている息子の言葉を反芻し、そしてこういうのです。
「そうか、俺のことが嫌いか。
じゃ、そこからスタートしよう」。
ついついこんな場面だと「好きになってくれよ」と懇願するか、
「嫌いならいいよ、さよなら」としてしまうかなのですが、
相手のことを受け入れて、そして自分のやろうとしていることを
あきらめない姿勢を上記のせりふに込めていました。
これは人間関係だけでなく、
物事の取り組み方や目標への向かい方など、
いろいろなところに応用できる人生の姿勢だと感じます。
相変わらず景気は芳しくなく、
元気のないニュースが多く入ってきますが
いつでも私たちは自分の魂の水を清潔にして
スタートしていくことができる力を持っていると思います。
それには上記の映画のこのシーンのせりふのように
目の前の状況や人を真摯に受け入れ、
そして「ここからスタートしよう!」と宣言していくことです。
いろいろとあった2009年。
できたことやできなかったこと。
理想どおりでなかったり、計画が進むこともあったり。
とにもかくにも心残りや期待通りでなかったこともひっくるめて、
ここからスタートしていく。
そんな気持ちをよかったら2010年への架け橋として下さい。



