クリスマスの季節になると思い出す心温まる寓話があります。
それは、クリスチャンでもない自分が
青春時代にそのころの彼氏にクリスマスの礼拝に連れて行ってもらって
教会で聞いたお話です。
ですからずっと聖書の中のお話だと思っていたのですが
最近、ネットで調べてみると、
カナダ人の女性が作ったお話が元になっているようです。
http://church.ne.jp/jag-kashihara/poem.htm
「砂浜の足跡」という詩のような短い物語です。
自分が聞いたのは上記のオリジナルと少し違うのですが
下記に自分が聞いた話を簡単に記します。
”あるところに敬虔な信者がいました。
いつも彼は熱心に祈り、神様に感謝し、いろいろなことを相談してきました。
ですから彼が人生に困惑し打ちひしがれて、
夜に砂浜を一人でとぼとぼと歩くと、
砂浜には足跡が必ず二人分ありました。
彼は「困ったとき、一緒に歩いてくださって、ありがとうございます」と
神様にとても感謝していたそうです。
しかし、彼がもっとも打ちひしがれたときに、
夜の砂浜に足跡は彼の分しかつきませんでした。
がっかりしたその信者は数日してから
「神よ、私が一番困ったときに、なぜ一緒に砂浜を歩いてくれなかったのですか」
とお祈りの中でたずねたそうです。
すると、神様は
「ああ、あの日ね。
あの日はお前がとっても落ち込んでいたようだったから、
私はお前をおんぶして歩いたんだけど、
お前はそのことに気づかなかったんだねぇ」と答え、
信者はびっくりし、感謝の気持ちをさらに持つようになったそうです”
このお話は私たちがいつでも愛され、守られていることを
思い出させてくれます。
人は落ち込んでいるときほど、考えが硬直化し、気づくことが少なくなり、
たった一人で生きているような気持ちになりがちです。
でもどんなときにも有形無形の恩恵にあずかり、
たくさんの人やものや大いなる存在に
私たちは助けてもらっていることを思い出したほうがいいですね。
長引く不況、度重なる金融ショックなどで、明るいニュースが少ないからこそ、
この寓話が述べているエッセンスはとても大事だと痛感します。


