ある人と電車に乗ると、その人の前で席が空きます。
どんなに混雑していようと、彼が立っていると席が空くのです。
はじめは偶然だろうと思っていました。
しかし、もう何年もの付き合いでして、
必ず彼の前で席が空くのです。
自分は都内で混雑している電車に乗って、
特に朝や夕方のラッシュ時に座れることは一人でいると皆無です。
本人にその理由を聞いても「さて?」という感じです。
ですので先日、その理由は何なのかを私なりに考えてみました。
彼は電車でたとえ座れても
年配の人がいると自分がどんなに疲れていようと席を譲ります。
電車の中で席に座る、という概念があまりないようです。
ですから人にあいている席を取られたと悔しがることもありません。
(心の狭い私はよく悔しがっています。。。)
そして終点の駅まで一緒に乗り合わせると、
眠り込んでいる人を駅員さんが来る前に
車両を回って起こしてから降りています。
このことは数年のつきあいで
まったくぶれたことがなく、終始一貫その態度なのです。
うーむ。。。
宇宙の采配はやはり絶妙ですね。
私たちが宇宙に出したエネルギーを
宇宙はちゃんと戻してくれています。
とはいえ、だからといって、義務感や脅迫観念で
必死に善行をしても意味がないとも思います。
自分のできるところから、
無理なく、ささやかなよきことをしていけばいいのだと思います。
さしずめ私がこの数年、ひそかに続けているよきことは
本屋で乱れた本を直すこと。
そして、公衆トイレの洗面台をざっときれいにして出ること。
少しずつ、少しずつ、無理なく、
でも先延ばしにしないで。
これが大事ではないかと思います。



