不況のあおりか、このところ悲鳴のようなブログを
たまたま3件ほど目にしました。
色々と手を尽くしてもどうすることもできないことが
どの人の人生にもレッスンのように待ち受けています。
不況、人間関係のトラブル、病い、老い、等など。。。
そのとき人は「祈りしかない」ことにハタと気がつきます。
しかし、祈りとは何でしょうか?
「お願いです!金策が進みますように」
「何とか私の愛する人を助けてください!!」etc。。。
こういう願いごとが祈りだと思う人が多いようですが、
これは実は違うのではないでしょうか。
祈りとは、自分の理想の状況を期待してお願いすることでなく、
今あるこの状況を受け入れること。
つまり、どのような状況にあったとしても、
それが必要な道のりであり意味があると受け止める気持ちであると
思います。
仏教に「薩婆訶svahaスバーハ」という成就を願う 言葉があります。
しかし成就とはいえ、自分に都合のよい成就ではなく、
「どんな状況になろうともこの私が心安らかにいれますようにと
祈ることを指します。
たとえば、
「不況が好転するかどうかはわからないけど、
どんな状況でもこの私が心安らかでおれますように」
「大病が治るか確約がないと医者に言われましたが、
そんな中で私が平安な心で日々が過ごせますように」というように。
つまりどんなことの中にも、
そこに含まれる良いことを見つけていこうとする
意志の働きをあらわす言葉、
それが「薩婆訶svahaスバーハ」 。
今こそ、そういう意味で「薩婆訶svahaスバーハ」
の智恵が問われる時代に入っているのではないか?と痛感します。
そしてそれは日々の生活に根ざした感謝につながっていく
豊かな生き方だと思います。



