自然体


知り合いに一人暮らしのおばあさんがいる。
自分の事は自分でと、自立して暮らしている。

「 何か用事はありますか?」と聞くと
だいたいは「 大丈夫よ!」と元気な返事が返って来る。

だけど、どうしても一人で出来ない事は、
色々な人のお世話になる。

針に糸を通してもらったり
パソコンのやり方を教わったり
大きな段ボールをゴミの日にだしてもらったり
ハガキの文字を読んでもらったり

頼み事の内容で頼む人を変えている。

ちょっと前まで
針に糸を通す事は私の役目だった。

しかし、このところ私の目もあやしくなりだすと
その役目はもっと若い奥さんに変わった。

色々なお願い事をしてもらった後には
満面の笑みで「 ありがとう!」と言ってくれる。

近所の人達がおばあさんに会うと
皆の方が嬉しそうに「 こんにちは!」と声を掛ける。

人のお役に立てた事
そして満面の笑みの「 ありがとう 」に癒されている。

そして、こちらの方こそ「 ありがとう 」と言いたくなる。

年をとるとともに
全ての事を自分だけで背負い込むことが難しくなる。

人の迷惑になるといけない…
申し訳ない…
と思ってしまうのは、普通かもしれない。

だけど、出来ない事は素直に周りの人に頼み
「 ありがとう 」と感謝をして生きる。

「してもらっている」も「してあげてる」も存在しない。

そんな生き方が
とっても素敵に感じる。

私が年をとった時もこんな風に
自然な生き方がしたいな・・・って
先送りにはしませんー。

もちろん今から!今から努力しま〜す!!