ゲリラ豪雨


先日、東京で膝上までひょうが積もった。
これを報じるニュースの映像に目を疑った。

私が住む町でもひょうが降り、
稲妻が光り、雷がとどろき
激しい雨が窓を叩き付けていた。

ゲリラ豪雨!
私が覚えている
昔の夕立とはスケールが違う。

2080から2100年今世紀末の日本の全国平均気温は4.4度上昇し、
東京も亜熱帯化すると一部の報道でも予測として伝えられている。

2年前、息子が暮らしていた高校の寮では、
震災後の節電の為、冷房使用が禁止となった。
田舎とはいえ盆地の夏はとても暑い。
しかし、冷房無しの生活に慣れた息子が夏休みに帰宅すると、
「 寒いから冷房は付けないで。」と言い出した。
東京のあつ~い熱帯夜を
冷房もかけずに眠る姿を見て、
人間の適応能力って凄い!と思った。

高校生だから
適応能力があるのかと思うとそうでもない。
80才近い両親が
東京生活にピリオドをうち
山間の田舎に暮らし始めたのは10年前。

東京に居た頃の父は
靴下を何枚も重ね履きをしても
足が冷たく「 寒い寒い」と言っていた。

10年が経ち、
父の体はすっかり田舎の暮らしに慣れたようで、
「 氷点下にならない日は、なんて暖かい! 」と言って
東京にやって来ると冬でも半袖で動き回っている。

色々な環境の変化の中でも生き残ってきた
ご先祖様の超パワフルな勝ち組DNA!
それを受け継いでいる現代の私達の中にも
変化に対応し生き続ける力が脈々と流れ続けている。

人がゲリラ豪雨ごときに負けるはずがない。

きっと
ゲリラ豪雨対応折りたた傘や
ひょうもへっちゃらトタン屋根、
濡れても一瞬で乾くスーツなどが開発され、
ますます強く、ますますしなやかに
進化していくのだろう。

そして私は、
「 濡れてもラインの消えないズボンってないかな〜 」と考えながら、
ゲリラ豪雨で無くなったズボンのラインのアイロンがけをする。

・・・え?違いますよ。楽しようとしてるのではありません〜
も・もちろん、私も頑張りますです。