夢までの道


私の友人の息子さんは、
小さい頃から、プロ野球選手に憧れていた。

そして、その夢を追い求めるように
少年野球・リトルシニア・高校・大学野球と
進学していった。

彼は今、大学4年生となり、
本当の意味で、将来を決める分岐点に来ていた。

「 何が何でもプロ野球選手になる。」
と友人である母親に、彼は宣言した。

不思議な事にその瞬間から、
夢を叶えるために必要な全ての事がやって来た。

プロの選手になる為に、
今の自分に欠けているいる事が
なぜか浮き彫りになる物事が起きる。

試合では、彼の弱点が表面化するようになった。

それは、まるで夢が叶う道とは
真逆に向かって進んでいるような感じ…

でも彼は黙々と
それを克服する為の練習をする。
繰り返し、繰り返し・・・

周りからの評価は散々なものだった。

しかし、周りから何を言われても
本人は一向に気にすることはなかった。
なぜなら自分自身の成長を実感していたからだった。

彼の成長は著しく、別人のような選手となった。
彼の宣言から、わずか半年のことだった。

友人の話しを聞きながら、
私は、「ふむふむ、夢が叶うまでの
システムはこのようになっているんだなぁ~」
と感心した。

しかし、これを自分でやるとなると難しい。
夢とは真逆に進んでいる時、
やっぱり心が折れそうだ。

でもこの道を
通らないと目指す所には行けないように思う。

季節は、ようやく訪れた春。
信じて歩むことの大切さを学んだように思う。